のぎのんの気ままわがままブログ

アラフィフのおじさんの、徒然なるまま、あるがままなブログです。
ほんわかしたり、あるある~って思ったり、なんじゃそれ!ってツッ込んだりしていただけたら、とても嬉しいです☆

市川崑で考える☆

BSの『日本映画チャンネル』で、今、『市川崑監督 生誕100周年』の記念として、市川崑監督の『金田一耕助シリーズ』がたくさん放送されています。

私は幼い頃から彼の作品が好きだったようです。
私が小学低学年の頃、TV時代劇の「木枯らし紋次郎」が大好きで、竹串を口にくわえ、よく紋次郎の真似をしていたものです。
普通のチャンバラは、まるで日本舞踊のように美しい振り付けのごとく殺陣が表現されますが、「木枯らし紋次郎」の殺陣は、美しいとは程遠く、ただ不恰好にぶつかり合い、切って刺していく、まるで喧嘩です。
でも、それが何とも言えないリアルさを表現していると思えるのです。

中学生の頃、金田一シリーズにハマりました。
「悪魔の手毬歌」「獄門島」「犬神家の一族」「病院坂の首縊りの家」「八墓村」と、すべて観て、すべてDVDを入手しました。
監督・・・市川崑、脚本・・・久里子亭(市川崑のペンネーム)のコンビ作品が何と言っても秀逸だと思います。

「ビルマの竪琴」「細雪」「どら平太」なども観たし、好きな映画でもありました。
そして彼に惹かれる、最も大きな魅力は、最期まで現役であり続けた事。
歳をとっても、体調を崩しても、いかなる場合においても、現場にいて、最前線で仕事を続けた事であります。


自分に置き換え考えてみると・・・
自分の生涯最期まで、サービス業の最前線にいられるかどうか。
会社人であるから、いつか定年を迎え、一線からは退くであろうが、それ以後でもなお、ヒトのために奉仕し、それを自分の喜びとする、そんなサービス業の原点における現役であり続けたい。。。
なんて大げさですね。。。(^_^;)



【今日の気まぐれBGM】


Mind Games - John Lennon